日々のこと

たくさんの「好き」を仕事にしてもいいと思う。

「好き」を仕事にしよう!

いわゆるインフルエンサーの方々が仰っているのを見かけたことがあります。

ちなみに“声優”は、どんなに売れていない新人声優でも、
逆に売れている先輩でも、声優には明日が保証されていないこと、
厳しい道である(実力派の方も自身は運が良くて売れたと本気で思っていたりする)という
ある種の共通認識を持っているので、人に「声優やってみなよ」とは滅多に言いません。

努力=報われるとは限らない、
実力=あるからといって売れない、
人気=出たからといって続かない、みたいなナイナイ尽くしですからね…
それでも、人生をかけたいくらい「好き」だからやってるのですけど。

たくさんの「好き」を仕事にしてもいいと思う。

唐突ですが、私は月ごとの声の仕事の報酬にめちゃくちゃ波があります。

そんな私が声優をやっていくためには、他にもできる仕事を持っておく必要があって
それが今のマルチワーク生活に繋がってきます。

結論から言うと、
①趣味でやっていたことを仕事にした
②得意なこと、かつ声優業に活かせることを仕事にした
③未経験だけど、今後の声優業に活かせそうなことを仕事にした

なので、「休みたい時に休みやすいバイト」だとか、
「声優の副業としてオススメのバイト」みたいな記事ではないです。
そういうのは、上記の①〜③を踏まえてプラスの条件で考えるのは大事かと思います。
ただ私は現時点でどこにもアルバイト雇用されていないので
そういった記事は書けません、、ご了承ください!

好きなことを仕事にしたら、無趣味になる説。

「好き」なことを全部仕事にしちゃったら、
「趣味」がなくなっちゃうんじゃないの!?って言われることがあります。

真面目な人ほど、その傾向にある気がします。

仕事に関わることをしていたくて、
休みの日も、うまく休み方がわからなくてとりあえず映画見るけど
気づいたらセリフを追随して喋って練習してしまっていたりとか
「今の芝居いいな」メモメモ…みたいな感じで。

じゃあ飲みに行くか!

って仲のいい役者仲間を誘って居酒屋に行ったら
仕事の話を熱く語って、よーし明日も頑張るぞぉ!!

….あれ?みたいな(笑)

私もちょっとその気はあります。

ただ、もともと「モノ」よりも「人」に興味があったので
「お酒を飲む」を趣味と言ってもいい状況になった今、無趣味ではないと言えそうです。

誰かと盃を交わすもよし、一人でラジオを聴きながらウィスキー飲むのもよし。

幸せな時間です。

私にとって仕事で前進できることが快感であると同時に
誰にでも「生きていくための費用」という収入の最低努力ラインがある。
だったら好きなことに労力を費やしたい!

このスパイラルで精神的には「無趣味」どころか
趣味に囲まれて生きてる状態になってます。

さらに歳を重ねるにつれて、仕事に絡められる趣味を有益と考える傾向が強まり、
それ以外の無駄を積極的に削りつつあります。

娯楽は日常にかくれてる「ちょっと気になるもの」。

小学生のときからドラマにハマって、漫画、アイドル、声優さん…

とにかく「人間」の魅力に嫉妬して焦がれてきた自分は
魅力的な人間になりたかったから楽器を吹いたし、歌を歌ったし

絵を描いて小説を書いてメイクを覚えてコンタクトにしてストレートパーマをかけて。

その他にはあまり趣味と言えるものがなかったのですが、
なんとなーく身だしなみを気遣ううちに持ち物には意識を配るようになっていて
そんなご縁で雑貨屋さんの新卒入社試験にエントリーして面接を進むうちに、
もしかして雑貨好きかも、、、と気づくことになりました。

声優として生きたいと言っておきながら、なんで普通の企業に新卒入社しているのか
それはプロフィールにも書いていますが親に大学まで出させてもらったし
社会人経験は今後の人生に必要=きっと使える経験になる!と思ったからです。

プロフィール岩本紗依 -いわもと さより- -経歴- プロフィール 声優・ナレーター 7月4日 東京都出身 O型 162cm ...

好きな「雑貨」業界を選んだのは私のアンテナが働いたんだと思います。

 

そして実際に入社後、知ったことがたくさんありました。

陶器と磁器の違いとか…
アロマオイルの香りとか…
「ファブリック」の意味とか(笑)

私的には、雑貨を「趣味」の範囲で留めていたら興味のなかったジャンルまで万遍なく。

今はもう退社したから、素直に雑貨を集めることは趣味です!

あの時学んだ知識は、芝居や日常生活にすごく生かされています。

接客はエチュード。だけど、それより「本物の“好き”」に触れられたことのほうが財産。

声優は接客の仕事経験ある人が多い、
もしくは現在進行形で兼業している方が多い印象です。

人が好きだから、とか
逆にあがり症だから克服のためにとか
色んな意味で接客を経験することはメリットがあると思います。

私は某ル◯ネでも勤務してましたが
接客スキルを競う社内コンテストはもはやエチュードでした。

すごく、すごく疲れた思い出として心に残っています(笑)

そこでエチュードのスキルも少しは磨かれたかな〜〜と思います。

でもそれより、接客が大好きなスタッフさんのホンモノの熱量に触れたこと
これが私にとっては大きな財産になりました。

「人」への興味があって、相手がタレントでも好みの異性もなんでもなくたって
ただただピュアな「相手を知りたい」気持ちに突き動かされて働いてたりするもんだから
ちょっと芝居のスキルがあったところで、その純粋さには勝てないんですよね。

それでいて配属先ブランドの商品が心から好きだったりするともう、

人ってこんなにキラキラできるんだ!!!

と眩いばかりのステキ店員さんオーラが出てるんです。

これは、できる/できない やる/やらないを超えた
気持ちが生み出すポジティブパワーでした。
「好き」を仕事にしている人がここにもいるんだ、みんな本気なんだって。

出戻り声優として再出発しました。

会社人時代のことは、大変だったことも含めて全て有難い経験です。

声優に復帰して頑張りたいんです!って珍しく熱くなった私を
店舗運営に追われて大変な状況のなか、皆さんに応援してもらいました。

それから退社して現在に至り…

今では社内のアナウンスを声優として任せていただくなんてことに!

辞めていく身でガッツリ営業をかける自分の図々しさを
広い心で受け止めてくださったどころか、
声優の仕事に興味を示してくださった上司に感謝です。

人生は短い、だけど長い目で見る。
とにかくいつ死ぬかわからん。後悔ない人生を!

ってそんな強迫観念にも似た衝動に突き動かされて日々生きてます。
物心ついたくらいからそうでした。

好きな人には好きと伝える、やりたいことは今日からはじめる。

きっかけは思い出せないけど、いつ死ぬかわからないぞって常に思ってます。

そんな儚い人生だからこそ、逆説的に言えば、生きてりゃまた会えるはず!
実際に私は、一度声優を辞めたにもかかわらず
長い時間を経て、養成所のときの同期と何年越しかに再会したりしました。

それに、私たちは死んでも作品が残ります。

私には「世界を変えてやりたい!」とかそんな夢はなくて、
自分の仕事が誰かの娯楽や手助け、居場所、指針になれたらいいなって思う。
私自身がそうだったように。それが私の死んだ後でも。

そして結果的に、たくさんの人に派生したらもちろん幸せではあるけれど、

自分が死んだずっと先にも作品が残って、生きていた証が後世に紡がれていく。
そんな自分本位の望みが強くあります。

「好き」を周りにたくさん集めて、自由に働きたい

今の私はこの想いを軸に、声の仕事が少ないときでも有意義に
腐らずに毎日を過ごしています。

ライターの仕事は特に、告知できない案件が多くあったりしますが
書けることは「マルチワーク」カテゴリにupしています。

あと書けないけどやらせていただいていることは企業事務・経理のお仕事など。
私は基本的に、契約社員(もちろん収録優先なのでフルタイムではない)として
雇用していただくか、個人受注しています。

皆さん個人個人の生活スタイルによって、
アルバイト契約で色々な仕事をするのもいいと思います。

これから仕事にしたいこと!

私は社会人デビューの業界に「雑貨(小売)」を選びました。
その他にもまだまだ趣味と言えそうなことがあります。

・スキューバダイビング

・フルート演奏

・歌(ライブ活動)

・ボルダリング、釣り、ボードゲーム、小説、ミニ四駆…などなど

学生時代からやっていたものも含めて、あわよくば全部仕事に繋げたいです。(!

なんだかんだで、それも私の趣味なのかもしれないですね。
2019年時点で歌とミニ四駆は声のお仕事に繋がりました。

家族と仕事どっちが大事なの?問題。

20代後半にもなれば結婚や諸々で芝居やめまーす!って人が多くなってきます。

よくある「私と仕事どっちが大事なの!」っていうフレーズは、

自分の出世に悦びを感じるタイプの人間が、
家族をなおざりにしている時に言われる言葉なのかなって思います。

要は、家族(大切な人)< 仕事の実績(自分)なのが相手に分かってしまったとき。

どんなに仕事に没頭していても、
人生で一番大切なのは「家族と過ごす時間」と思っていれば
それが家族にも伝わって、心配されることはあっても責められることはないのでは…なんて。

あまりに頑張りすぎて、寿命を削ってる場合には
自分を大切にしなさい!大切な人を残して早く逝くな!って意味で、
生活習慣を見直すことも必要かもしれませんが。

私は要領が特別良いわけでもない(むしろ悪い)からこそ、
こんな限られた日々でどう効率良く家族との時間を充実させられるか、
いかに場所を問わない働き方ができるか、
長い目で見て続けられる仕事を増やしたいと日々奔走しています。

それも、仕事選びのひとつの条件です。

様々な生活環境の変化に対応しながら、声優の仕事を続けて行くためにも
副業としてできることを早いうちから作っておくべきだと思っています。

ではまた。

良いお知らせができるように、これからも常に前進。

オーディオブック「聴く本」

朗読: 岩本紗依
総朗読時間:5時間06分48秒

オーディオブックをご存知ですか?
「聴く本」を提供するkikubonにて、
岩本紗依のコンテンツ多数配信中!

無料で聴ける文豪作品もあります。